モビスター・ライダーズ

_インテリア /2017

/ プロジェクトの種類: ゲームセンター
/ 所在地: Madrid
/ スペース: 1.000 m²

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モビスター・ライダーズの高性能のゲーマー養成施設では,芸術性や機能性は増幅しスペースの隅々まで行き渡っています。数々の優れた特性が“モビスター・ライダーズ”のプロジェクトを確実にサポートしています.

まず,このゲームセンターを迎え入れる建物それ自体が建築物として非常に価値が高いというのは論じるまでもないでしょう.マドリードを象徴し強烈な存在感を放ってきたこの建物に対して私たちは敬意を抱かずにはいられません.できることなら指一本触れずに,と思ったほどです.

コントラストが鮮やかに映える素材を用い,同一シリーズものとしての構造物を作りました.それらの構造は建物全体とは流麗な調和を見せつつ,そして相互に美点を引き出して人々を惹きつけてやみません.私たちの心からのリスペクト ―― 文化と伝統に対して誰もが胸に抱いているであろう尊敬の念 ―― を誠実に表現しました.これからここで活躍するプレイヤーたちは切磋琢磨して互いに成長していくでしょう.そんな未来への布石と考えております.

こうした施設の性格上着想しやすいメソッドというものについて考察を重ねた末に,コンピューターゲームやその競技にまつわる美の概念をインスピレーションの源にするのではなく,プレイヤーという“人”を主眼としてそこから案を練っていくことの方が重要であるという結論に達しました.プレイヤーこそがこの新しい空間の主役なのですから,この空間は彼らに捧げられるべきでしょう.彼らがこれから何百何千時間を過ごすこの場所を,居心地のよいものに作り上げることが私たちに課せられた使命です.その一心で,素材選びからこだわり,スペース全体の美しさを追い求めました.

テクノロジーが私たち人類に夢を見させてくれた時代がありました。そう、私たちは新しい世界を思い描き、想像力の最前線をひたすら目指し、夜空に浮かぶ月の向こうのどこか遠い星にすらやがて到達するのだと胸を躍らせました。

あの時代を生きた私たちだからこそ、このように優美でレトロフューチャーテイストのデザインを成し得たのかもしれません。温かみや安心感が人々を包み込むように木材を有効に活用しました。オーガニックなフォルム、台形のゲート、座席……“宇宙時代”を空想するのには欠かせなかったディテールの数々、それ自体がエンターテインメント性を有しています。

このモビスター・ライダーズの拠点は紛れもなく瀟洒なスペースであり,ゲーマーと呼ばれる人々はモニターを見つめ朝食代わりに冷めきったピザを頬張るような“オタク”と呼ばれる存在ではもはやなくて,1つの新しい職業なのだと,広く世にアピールする存在となります.

このセンターはビジネスの視点からも「ごく真面目な場所」と認識されるでしょう.そう,ここは,若者たちがプロフェッショナルとして全身全霊を傾ける,純粋に仕事の場なのです.

“eスポーツ”ビジネスが礼服に身を包み,正当にその価値を認められる空間がここに誕生しました.

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